海外旅行で利用するVPNを選ぶ際には、「無料ではなく有料VPNにする」「日本のサイトやサービスがブロックされずに見られる」「通信速度が速い」「24時間体制で迅速にサポートをしている」「使い勝手がよい」などのポイントをおさえるようにしましょう。
上記の観点から、海外旅行におすすめのVPNサービスは以下3つになります。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
※いずれも30日間返金保証と24時間サポートあり
この記事では、海外旅行で使えるおすすめのVPNについて、選定のポイントとともに解説していきます。
海外旅行でVPNを使うと何がよい?【必要性は?】
海外旅行でVPNを使うと、以下2つのメリットがあります。
- 海外から日本のサイトやサービスにアクセスできる
- フリーWi-Fiを安全に使える
それぞれ詳細を見ていきましょう。
海外から日本のサイトやサービスにアクセスできる
海外にいると、いくつかの日本のサイトへのアクセスが制限されてしまいます。
著作権の問題で海外からの使用を規制しているサービスや、中国のように国外サイトの閲覧を制限する国があるからです。
しかし日本のVPNサーバーに接続すれば、海外からの利用を規制している日本のサイトにもアクセスできるようになります。
日テレTDAってなに?と思って調べたら日テレの番組を無料1週間みれるやつなのね
— れい (@ryoray015) July 7, 2022
知らなかったー
そして一応海外からもVPNを繋げてやれば見れるのね(TVerも)
VPNって謎すぎて触れたことないんだけど💦
そーなのかぁ
世の中の進み具合がしゅごい
フリーWi-Fiを安全に使える
VPNはフリーWi-Fiを安全に使うときにも役立ちます。
海外のカフェや駅などのフリーWi-Fiは、セキュリティがどの程度確保できているか定かではありません。
もしセキュリティが脆弱なフリーWi-Fiを利用すると、通信内容を覗き見られたり、最悪の場合は個人情報や決済情報を抜き取られたりするケースもあります。
VPNを使えば、利用する端末とVPNサーバーの間のデータ通信を暗号化できるので、外部からハッキングされる可能性が極めて小さくなるのです。
海外からアクセスできない日本のサイトは?
動画配信サービス、決済アプリ、フリマ・オークションサイト、マッチングサービスなどを中心に、多くのサービスは海外からのアクセスをブロックしています。
サービスのカテゴリーごとに、VPNが必要かどうかを以下の表にまとめました。
サービスカテゴリー | 海外からアクセスできないサービス |
---|---|
動画配信サービス | U-NEXT、日本版Netflix、日本版アマプラ、日本版Hulu、TVer、ABEMA、Lemino、FODプレミアム、TBS FREE、TELASA、テレ朝動画、日テレ無料TADA、NHKオンデマンド、NHKプラス、ネットもテレ東、テレ東BIZ、楽天TV、バンダイチャンネル、dアニメストア、DMM TV、日本版ディズニープラス、DAZN、J SPORTSオンデマンド、SPOTV NOW、WOWOWオンデマンド、スカパー!番組配信、SPOOX、グリーンチャンネル、JRA競馬中継、ビデオマーケット、FANZA、ニコニコ動画 |
ラジオ・音楽配信サービス | radiko、レコチョク |
読み放題サービス | 楽天マガジン、ピッコマ、LINEマンガ |
フリマ・オークションサイト | メルカリ、ラクマ |
ショッピングサイト | セカイモン |
決済アプリ | PayPay、楽天Edy、えきねっと |
ゲーム | ドラクエ10、ウマ娘、呪術廻戦ファントムパレード、ネクソンのゲーム |
マッチングサービス他 | ペアーズ、with、Omiai、ワクワクメール、シティヘブン |
SNSやチャットアプリは多くの国で利用可能ですが、中国のようにアクセスをブロックしている国もあるので注意しましょう。
海外旅行でVPNを選ぶ5つのポイント
海外旅行でVPNを選ぶときに重要となるべきポイントは、以下5つです。
- 無料ではなく有料VPNにする
- 日本のサイトやサービスにアクセスできる
- 通信速度が速い
- 24時間体制で迅速にサポートをしている
- 使い勝手がよい
それぞれ詳細を見ていきましょう。
無料ではなく有料VPNにする
VPNの中には無料サービスもありますが、有料サービスを利用するようにしましょう。
無料VPNサービスには以下のデメリットがあるからです。
- プライバシー保護とセキュリティのレベルが低くなりがち
- 広告表示が邪魔になる
- 通信速度と通信容量の制限がある
- 使えるサーバーが限定される
- 運営者の信頼性と透明性に問題のあるケースがある
通信速度は許容できるケースもありますが、セキュリティの問題は見過ごせません。
香港に本拠を置く無料VPNサービスが2,000万人の個人データとログを流出させてしまう問題を起こしたこともあり、セキュリティ面で不安が多いのが無料VPNです。(参考記事:VPN Mentor)
セキュリティを保つためには必ず費用がかかるはずなのに、無料で提供できているということは、管理が甘くなるだけでなく、情報を二次利用する目的すらも疑われます。
ですので、VPNはたとえ一時的な利用であっても信頼度の高い有料サービスを選ぶようにしましょう。
当サイトがおすすめしている有料VPNには無料期間があるので、旅行期間中だけ使って解約することも可能です。
もっと詳しく:無料VPNの危険性は?有料VPNとの比較
日本のサイトやサービスにアクセスできる
日本のサイトやサービスがブロックされずに見られるVPNを選ぶことも重要です。
海外旅行中にVPNを使う目的の中でも特にメインとなるのが、日本のコンテンツにスムーズにアクセスすることだからです。
そのためには、以下2つのことを満たしている必要があります。
- 滞在国でブロックされていないこと
- 日本のサービス提供者からブロックされていないこと
中国のようにVPNを厳しく規制する国からアクセスする場合は、まず滞在国でブロックされていないことが重要になります。
一方で日本のサービス提供者の中には、VPN利用によるアクセスを厳しくブロックしているサービスも存在します。
こうしたブロックに対応するには、長年の実績があるVPNサービスを選ぶことが重要となります。
通信速度が速い
VPNを快適に使うためには、安定した通信速度も重要です。
せっかくVPNに接続しても、通信速度が遅いとイライラする元となってしまいます。
ですので、通信速度に定評のあるVPNサービスを選びましょう。
24時間体制で迅速にサポートをしている
迅速で丁寧なサポートもVPN選びでは重要です。
何かあったときに、すぐにサポートに連絡して対応してもらえれば、せっかくの旅行の時間を台無しにせずに済むからです。
また海外に行くと時差があるので、サポート時間が限定されてしまうと面倒です。
ですので、24時間年中無休のサポート体制が整ったVPNを選ぶとよいでしょう。
海外のVPNサービスの中には英語でしか対応してくれないところもあるので、英語が苦手であれば日本語対応できるVPNサービスを選ぶようにしましょう。
使い勝手がよい
VPNサーバーに接続するときの使い勝手も重要です。
VPNの中にはアプリの使い勝手が悪い、接続までに時間がかかるものもあります。
使い勝手は些細なことに見えますが、積み重ねで効いてくることなので決して軽視できない要素です。
海外旅行におすすめのVPN3選(日本にサーバーあり)
上記を踏まえ、海外旅行におすすめのVPNサービスは以下3つになります。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,496円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 ※当サイト経由の登録で+3ヶ月無料プレゼント |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 50カ国 |
日本語対応 | ◎ |
同時接続台数 | 8台 |
ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。
通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。
またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。
サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。
中国の通信規制にも柔軟に対応していて、中国から接続する際にも安定感のあるVPNとして定評があります。
メリット | デメリット |
---|---|
通信速度と安定性が優れている アプリの動作が早くて使いやすい ノーログポリシーを採用している サーバー設置国のバリエーションが豊か ビットコインでの支払いに対応している 中国からでも利用できる | 価格が他のサービスに比べるとやや高い |
- 速度と安定性を重視したい人
- 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人
▼公式サイト▼
\3ヶ月無料プレゼント+30日間返金保証/
ExpressVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,429円/月 1年プラン:505円/月 2年プラン:439円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 5,800台 |
サーバー設置国 | 60カ国 |
日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
同時接続台数 | 10台 |
NordVPNは、新規利用者が世界NO.1の大手VPNです。
価格と使い勝手のバランスに優れていて、通信速度の点でも十分に満足できるレベルのVPNです。
メリット | デメリット |
---|---|
新規利用人数がNO.1の世界最大手 使えるサーバー数が多い 価格が安い ノーログポリシーを採用している 専用アプリが使いやすい 暗号通貨での支払いに対応している | 短期間の利用だと割高になる 中国からの利用だと不安定になる |
- 長期プランで価格を少しでもお得にしたい人
- 新規の利用実績を重視したい人
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NordVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
MillenVPN:日本企業が運営する安心感が強みのVPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,496円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 50カ国 |
日本語対応 | すべて日本語で対応 |
同時接続台数 | 無制限 |
MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。
日本企業が運営するVPNは多数ありますが、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。
契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。
VPNに対するブロックが厳しいサービスでも、MillenVPN Nativeを使うことでブロック解除できるケースが多数あります。
さらに中国ではMillenVPN Native OpenConnectを利用することで、安定的なVPN接続を実現可能です。
メリット | デメリット |
---|---|
日本製の主要VPNサービスの中で最安値使える サーバー数が多い 日本語対応が充実している サービス改善を要望しやすい ノーログポリシーを採用している MillenVPN Nativeが優秀 中国からもアクセス可能 | サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る 通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い |
- 日本製のVPNサービスにしたい人
- 日本製の中でも価格を重視したい人
- 日本製の中でもサーバー設置国、設置数の多さを重視したい人
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MillenVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
海外旅行先でのVPN接続方法・使い方
海外旅行先でVPNを接続する方法を、ExpressVPNを例にして簡単に解説します。
- ExpressVPNなどのVPNアプリをダウンロードする
- インターネットに接続後、日本のVPNサーバーに接続する
- 見たい日本のサイトにアクセスする
STEP1:VPNアプリをダウンロードする
ExpressVPNのトップページから「お試しでVPNをはじめる」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報などを入力し、画面の指示にしたがってアプリをダウンロードします。【登録は10分以内に完了します】
申込みプロセスや使い方の詳細は、「ExpressVPNの申込方法・使い方の詳細手順」をご覧ください。
STEP2:日本のVPNサーバーに接続する
ExpressVPNのアプリを開いてログインします。
検索窓に「日本」と入力後、「日本」を選択して「接続」をクリックすれば、すぐに接続できます。
STEP3:見たい日本のサイトにアクセスする
VPNに接続したまま、見たい日本のサイトにアクセスします。
VPNに接続すれば、海外からアクセスできないコンテンツであっても、日本にいるときと同じようにアクセスできるようになります。
コンテンツを利用している間は、VPNを接続したままにしておく必要があります。
VPNの接続を切ると、IPアドレスが滞在国のものに変わってしまい、コンテンツが見れなくなるので注意しましょう。
FAQ:よくある質問
海外旅行でVPNを利用する際に、よくある質問と回答をまとめました。
VPNとは?VPNの仕組みは?
VPNとは、バーチャル・プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network)の略で、仮想専用線のことです。
本来発信されている端末から別のサーバーを迂回してインターネットにアクセスできる仕組みです。
VPNを使わずに日本からアクセスすると、IPアドレスからアクセスしている場所がわかってしまいます。
しかし、アメリカ・ロサンゼルスにあるVPNサーバーを使ってアクセスすると、IPアドレスは以下のようになります。
VPNを使うことでIPアドレスを偽装してできるので、日本以外のサーバーからゲームをプレイできるようになります。
また、端末とVPNサーバーの間の情報通信は暗号化されているので、通信セキュリティを高められるのです。
もっと詳しく:VPNとは?【できることは?いつ使う?使った方がよい?】
VPNを使って海外から日本のサイトにアクセスするのは違法ですか?
VPNの利用に違法性はありません。
VPNは、インターネット通信の秘匿性を高めるための技術であり、悪意を持った第三者が通信内容をハッキングすることを防ぐためにあります。
また、企業内のイントラネットに接続するときにも、VPNを通して接続する会社も多く、VPNの利用を取り締まるどころか、積極的に活用されているのが現状です。
ただし、中国などのごく一部の国ではVPNの利用を厳しく制限しているので注意しましょう。
もっと詳しく:VPNは違法か?合法か?【VPNの使用を規制している国】
海外旅行ではVPNを使った方がよいですか?
使うことをおすすめします。
「海外旅行中でも日本のサイトやサービスにアクセスできる」「フリーWi-Fiを安全に使える」などのメリットがあります。
短期間の海外旅行で使うのにおすすめのVPNはありますか?
短期間の利用であれば、MillenVPNの7日プランや14日プランがおすすめです。
また、多くのVPNで設けられているお試し期間を有効利用する方法もあります。
もっと詳しく:無料お試し期間が充実しているVPN5選
旅行中にVPNの契約・アプリのインストールはできますか?
多くの国では旅行先でも契約・インストールは可能です。
しかし、中国のようにVPNへの規制が厳しい国だと入国後にVPNサービスの公式サイトにアクセスできません。
そうした国に渡航する場合は、渡航前にVPNアプリをインストールおくことをおすすめします。
VPNを使うときに、インターネットの接続は必要ですか?
必要です。
VPN単体でインターネットに接続することはできません。
Wi-Fiなどのインターネット接続後に、VPNは使用します。
VPNには他にもメリットはありますか?
個人でVPNを利用する主なメリットは、以下のとおりです。
- フリーWi-Fi利用時のセキュリティを守れる
- 海外から日本のサービスにアクセスできる
- 日本から海外限定のサービスにアクセスできる
- 航空券やホテルを安く予約できる
- YouTube PremiumやNetflixなどのサブスクサービスを安く利用できる
もっと詳しく:個人でVPNを使うメリットは?
まとめ
以上、海外旅行におすすめのVPNサービスでした。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
※いずれも30日間返金保証と24時間サポートあり