海外から日本のテレビ番組を見る方法として、「衛星放送を利用する」「専門チャンネルを利用する」「テレビ視聴用の機器を利用する」「VPNを使って動画配信サイトを利用する」などの方法があります。
- 衛星放送を利用する
- 専門チャンネルを利用する
- テレビ視聴用の機器を利用する
- VPNを使って動画配信サイトを利用する(詳しい手順をすぐに見る>>)
この中で最も手軽にできることからおすすめしたいのが、「動画配信サイト+VPN」の組み合わせです。
動画配信サイトと番組の組み合わせによっては、リアルタイム視聴も可能になりますよ。
今回は、海外から日本のテレビを見る方法について、それぞれのメリット・デメリットと、VPNを使った方法の詳細を解説していきます。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
▼動画でも解説しています▼
海外から日本のテレビを見る4つの方法
海外から日本のテレビ番組を見る方法について、順に解説していきます。
- 衛星放送を利用する
- 専門チャンネルを利用する
- テレビ視聴用の機器を利用する
- VPNを使って動画配信サイトを利用する
衛星放送で利用する
日本の地上波放送は日本国内でのみ視聴できますが、衛星放送は海外でも視聴できます。
電波をきちんと受信できれば高画質で視聴できますが、衛生アンテナの設置が必要となることが大きなデメリットです。
また、衛星放送で見られるのは衛生放送で配信されている番組だけなので、日本の地上波で放送されている番組までは視聴できません。
メリット | デメリット |
---|---|
高画質で視聴可能 | 衛星アンテナの設置が必要 日本の地上波放送は視聴できない |
専門チャンネルを利用する
専門チャンネルとは、日本のテレビ番組群を日本国外に配信するサービスのことです。
代表的なのが、スカパーJSATグループが運営していた「WAKUWAKU JAPAN」です。
WAKUWAKU JAPANは、世界で述べ10カ国の地域で、テレビ番組を放送していました。
しかし、大きな赤字続きであったことから、2022年3月末にサービス終了となりました。
ここで紹介する他の方法の方がより手軽であることから、サービス利用者が伸びなかったのでしょう。
現在では、北米でサービスを提供しているテレビジャパンはあるものの、かなりマイナーな手段であることは否めません。
メリット | デメリット |
---|---|
現在はほとんどなし | そもそも選択肢が少ない 見れる番組も少ない |
テレビ視聴用の機器を利用する【UBOXなど】
テレビ視聴用の機器を使って、日本のテレビ番組を見る方法もあります。
たとえば、以下のようなサービスや機器です。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
UBOX | 機器の設置だけ、1回限りの支払いで日本のテレビを見れるのがUBOXです。UBOXは、中華製なので設定は中国語、配信できる地域はアジア圏が中心となっています。UBOXには、アンダーグラウンドな噂もありますが、アマゾンで販売されているので違法というわけではないようです。>>アマゾンでUBOXを見る |
ガラポンTV | 月額制のサービスです。 |
メリット | デメリット |
---|---|
買いきりなので月額料金は不要 | トラブル時の対応が不安 アンダーグラウンド感がある 設置や設定に手間がかかる 日本側で機器を設置できる場所が必要になる |
VPNを使って動画配信サイトを利用する【おすすめ!】
動画配信サイト(VOD)を利用する方法もあります。
日本のテレビ番組・ドラマ等を配信している主な動画配信サイト・アプリは、以下のとおりです。
サービス名 | 概要 |
---|---|
TVer | 民放キー局が運営する無料見逃し配信サービス |
Hulu | 日本テレビの地上波放送や、未公開シーンを加えた特別版、オリジナル番組などを配信 |
TELASA | テレビ朝日系列の番組を豊富に配信 |
テレ朝動画 | テレビ朝日の番組を無料で見逃し配信 |
TBS FREE | TBSの番組を無料で見逃し配信 |
日テレ無料TADA | 日テレ系の番組を無料で見逃し配信 |
FODプレミアム | フジテレビが放送する番組や、昔のドラマ、バラエティ、アニメなどを配信 |
NHKオンデマンド | NHKが過去に放送した人気番組を中心に配信 |
NHKプラス | NHKのテレビ番組をリアルタイムで配信 |
ネットもテレ東 | テレビ東京の人気番組を、無料で配信 |
テレ東BIZ | テレビ東京・BSテレ東の人気経済番組を中心に配信 |
一部のサービスは有料(月額1,000円前後)ですが、一旦加入すると各局のテレビ番組を見放題になります。
ほかにも、日本のドラマ、アニメ、映画や、オリジナル番組を配信をする以下のような動画配信サービスがあります。
サービス名 | 概要 |
---|---|
Netflix | 動画配信サイトの世界最大手、オリジナル番組も多数 |
U-NEXT | 見放題作品数は日本No.1、動画視聴だけでなくマンガや雑誌も閲覧可能、31日間の無料お試しあり |
Amazonプライム・ビデオ | ドラマ、アニメ、映画などを安価に見られるアマゾンプライム会員向けのサービス、30日間の無料お試しあり |
ABEMA | サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で運営する動画配信サービス、2週間の無料お試しあり |
Lemino | dポイントで、映画、ドラマ、アニメを見れるドコモが運営するサービス |
これらの動画配信サービスの課題は、日本国外からはアクセスできないことです。
著作権の関係で、日本国外からのアクセスを意図的にブロックしているからです。
実際にアクセスしてみると、以下のようなエラーメッセージが出ます。
そこで、活躍するのがVPNというサービスです。
VPNを使って日本のテレビを見る方法は、このあと詳細に解説していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
PC・スマホとインターネット接続さえあれば、どこでも視聴可能(外出先でもOK) 専用機器の設置などは不要 ネット上の手続きだけで、10分もあれば視聴可能になる テレビ以外にも日本のサイトにアクセスするのにVPNが役立つ(メルカリやPayPayなど) | VPNの月額料金(数百円)が必要になる |
VPNを利用して日本のテレビを見る方法【10分で完了】
VPNを利用して日本のテレビを見る手順は、以下のとおりです。
- ExpressVPNなどのVPNアプリをダウンロードする
- 日本のVPNサーバーに接続する
- 視聴したい動画配信サイトにアクセスする
VPNは、以下3つの中から選べばほぼ間違いはありません。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
今回は、ExpressVPNを例にして解説していきます。
STEP1:VPNアプリをダウンロードする
ExpressVPNのトップページから「お試しでVPNをはじめる」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報などを入力し、画面の指示にしたがってアプリをダウンロードします。【登録は10分以内に完了します】
申込みプロセスや使い方の詳細は、「ExpressVPNの申込方法・使い方の詳細手順」をご覧ください。
STEP2:日本のVPNサーバーに接続する
ExpressVPNのアプリを開いてログインします。
検索窓に「日本」と入力後、「日本」を選択して「接続」をクリックすれば、すぐに接続できます。
STEP3:視聴したい動画配信サイトにアクセスする
VPNサーバーに接続できたら、お目当ての動画配信サイトにアクセスするだけです。
海外から日本のテレビを見るのにおすすめのVPN
海外から日本のテレビを見るのにおすすめのVPNは、以下3つです。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,496円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 ※当サイト経由の登録で+3ヶ月無料プレゼント |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 50カ国 |
日本語対応 | ◎ |
同時接続台数 | 8台 |
ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。
通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。
またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。
サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。
中国の通信規制にも柔軟に対応していて、中国から接続する際にも安定感のあるVPNとして定評があります。
メリット | デメリット |
---|---|
通信速度と安定性が優れている アプリの動作が早くて使いやすい ノーログポリシーを採用している サーバー設置国のバリエーションが豊か ビットコインでの支払いに対応している 中国からでも利用できる | 価格が他のサービスに比べるとやや高い |
- 速度と安定性を重視したい人
- 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人
▼公式サイト▼
\3ヶ月無料プレゼント+30日間返金保証/
ExpressVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,429円/月 1年プラン:505円/月 2年プラン:439円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 5,800台 |
サーバー設置国 | 60カ国 |
日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
同時接続台数 | 10台 |
NordVPNは、新規利用者が世界NO.1の大手VPNです。
価格と使い勝手のバランスに優れていて、通信速度の点でも十分に満足できるレベルのVPNです。
メリット | デメリット |
---|---|
新規利用人数がNO.1の世界最大手 使えるサーバー数が多い 価格が安い ノーログポリシーを採用している 専用アプリが使いやすい 暗号通貨での支払いに対応している | 短期間の利用だと割高になる 中国からの利用だと不安定になる |
- 長期プランで価格を少しでもお得にしたい人
- 新規の利用実績を重視したい人
▼公式サイト▼
\30日間返金保証あり/
NordVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
MillenVPN:日本企業が運営する安心感が強みのVPN
価格 | 1ヶ月プラン:1,496円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 50カ国 |
日本語対応 | すべて日本語で対応 |
同時接続台数 | 無制限 |
MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。
日本企業が運営するVPNは多数ありますが、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。
契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。
VPNに対するブロックが厳しいサービスでも、MillenVPN Nativeを使うことでブロック解除できるケースが多数あります。
さらに中国ではMillenVPN Native OpenConnectを利用することで、安定的なVPN接続を実現可能です。
メリット | デメリット |
---|---|
日本製の主要VPNサービスの中で最安値使える サーバー数が多い 日本語対応が充実している サービス改善を要望しやすい ノーログポリシーを採用している MillenVPN Nativeが優秀 中国からもアクセス可能 | サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る 通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い |
- 日本製のVPNサービスにしたい人
- 日本製の中でも価格を重視したい人
- 日本製の中でもサーバー設置国、設置数の多さを重視したい人
▼公式サイト▼
\30日間返金保証あり/
MillenVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。
FAQ:よくある質問
海外から日本のテレビを見るときに、よくある質問です。
なぜVPNを使うと日本の動画配信サイトにアクセスできるのですか?
動画配信サイトでは、海外からのアクセスかどうかをIPアドレスによって判断しています。
たとえば、アメリカからアクセスした場合、IPアドレスによってアメリカからのアクセスだと簡単にわかるので、動画配信サイトはアクセス制限をかけられます。
実際に、アメリカ・ロサンゼルスからアクセスすると、IPアドレスは以下のようになります。
しかしVPNを使うと、サーバーがある国のアドレスに偽装して通信できるようになります
たとえば、アメリカから日本のVPNサーバーを通して、インターネットサイトにアクセスすると、日本からのアクセスだと判断されるので、日本向けにコンテンツを表示するようになります。
VPN接続あり・なしの比較
実際に、VPNを使って日本のサーバーを経由すると、以下のように日本のIPアドレスにできます。
こうした仕組みによって、海外からのアクセスを規制している日本のサービスにもアクセスできるようになるのです。
日本のテレビを海外で視聴するのは違法ですか?
VPNを使って日本のテレビを海外で視聴するのは、違法ではありません。
VPNによってIPアドレスを変えることは、合法的な行為だからです。(ただし、ごく一部の国では違法とされています。詳しくは以下の記事をご覧ください。)
もっと詳しく:VPNは違法か?合法か?【VPNの使用を規制している国】
無料のVPNを使っても問題ないですか?
無料VPNの最大の問題は、セキュリティポリシーが不明確であることです。
最悪の場合、悪意を持って通信データを盗まれる可能性もあるので、セキュリティポリシーがしっかりしている大手の有料VPNの利用をおすすめします。
もっと詳しく:無料VPNの危険性は?有料VPNとの比較
海外で日本のテレビを見れるアプリ・サイトはありますか?
VPNを利用すれば、以下のアプリ・サイトで日本のテレビを視聴可能です。
- TVer
- テレ朝動画
- Telasa
- 日テレ無料
- TBS FREE
- U-NEXT
- NHKプラス
他にも、VPNを利用すれば、テレ朝、テレ東、フジテレビ、日本テレビ、TBS、NHKなどさまざまなテレビ局の動画配信を海外から視聴できるようになります。
VPNには他にもメリットはありますか?
個人でVPNを利用する主なメリットは、以下のとおりです。
- フリーWi-Fi利用時のセキュリティを守れる
- 海外から日本のサービスにアクセスできる
- 日本から海外限定のサービスにアクセスできる
- 航空券やホテルを安く予約できる
- YouTube PremiumやNetflixなどのサブスクサービスを安く利用できる
もっと詳しく:VPNを個人利用するメリットは?
まとめ
海外から日本のテレビ番組を見る方法は、以下4つです。
- 衛星放送を利用する
- 専門チャンネルを利用する
- テレビ視聴用の機器を利用する
- 動画配信サイト・アプリ+VPNを利用する
この中で、最もおすすめなのが、PC・スマホとインターネット接続さえあれば手軽に視聴できる「動画配信サイト+VPNを利用する」です。
日本のテレビ番組・ドラマ等を配信している主な動画配信サイト・アプリは、以下のとおりです。
サービス名 | 概要 |
---|---|
TVer | 民放キー局が運営する無料見逃し配信サービス |
Hulu | 日本テレビの地上波放送や、未公開シーンを加えた特別版、オリジナル番組などを配信 |
TELASA | テレビ朝日系列の番組を豊富に配信 |
テレ朝動画 | テレビ朝日の番組を無料で見逃し配信 |
TBS FREE | TBSの番組を無料で見逃し配信 |
FODプレミアム | フジテレビが放送する番組や、昔のドラマ、バラエティ、アニメなどを配信 |
NHKオンデマンド | NHKが過去に放送した人気番組を中心に配信 |
NHKプラス | NHKのテレビ番組をリアルタイムで配信 |
ネットもテレ東 | テレビ東京の人気番組を、無料で配信 |
テレ東BIZ | テレビ東京・BSテレ東の人気経済番組を中心に配信 |
サービス名 | 概要 |
---|---|
Netflix | 動画配信サイトの世界最大手、オリジナル番組も多数 |
U-NEXT | 見放題作品数は日本No.1、動画視聴だけでなくマンガや雑誌も閲覧可能、31日間の無料お試しあり |
Amazonプライム・ビデオ | ドラマ、アニメ、映画などを安価に見られるアマゾンプライム会員向けのサービス、30日間の無料お試しあり |
ABEMA | サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で運営する動画配信サービス、2週間の無料お試しあり |
Lemino | dポイントで、映画、ドラマ、アニメを見れるドコモが運営するサービス |
海外から日本のテレビを視聴するのに便利なVPNは、以下3つです。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>今だけ2年プランで+6ヶ月無料プレゼント(12/6まで) - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN