VPNサービスの中には、無料で利用できるサービスもあります。
この記事では、無料で利用できるVPNサービスを8つ紹介していきます。
無料で使えるVPNサービス8選
代表的な無料VPNサービスは、以下の8つです。
- Hotspot Shield VPN
- ProtonVPN
- TunnelBear VPN
- Windscribe
- Speedify
- Hide.me
- Kaspersky VPN
- VPN Gate
それぞれ詳細を見ていきましょう。
Hotspot Shield VPN

同時接続台数 | 1台のみ |
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サーバー数・設置場所 | 1台・1ヶ所(アメリカのサーバーのみ) |
通信容量制限 | 500MB/日 |
通信速度制限 | 2Mbps |
有料版のVPNサービスを提供するHotspot Shield(ホットスポット・シールド)の無料版です。
通信容量が1日500MBまでに制限されていますが、他の無料サービスの中には1ヶ月で10GB(1日あたり30MBくらい)というサービスも多いのに比べると、かなり余裕のある容量といえるでしょう。
同時接続台数は1台だけですが、接続スピードが速いので、状況に応じてPCからスマホ、スマホからタブレットなどに接続を切り替えるのも容易です。
接続できるサーバーがアメリカのサーバーだけなのがデメリットですが、お試しで使うには十分なスペックと言えるでしょう。
無料でモバイルアプリを使う際には、広告が表示されます。
ProtonVPN

同時接続台数 | 1台のみ |
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サーバー数・設置場所 | 3台・3ヶ所(アメリカ、オランダ、日本) |
通信容量制限 | なし |
通信速度制限 | なし |
有料サービスであるProton VPN(プロトンVPN)の無料版です。
無料版でもアメリカ、オランダ、日本のの3ヶ所のサーバーに接続可能で、WindowsやMacでの利用はもちろん、AndroidやiPhone用のアプリでも利用できます。
国際的な監視同盟から外れたスイスを拠点にしているので、通信のログに対するプライバシー保護の点でも安心できるのが特徴です。(他国の政府が通信データの提供を要請しても拒否できる)
また、プライバシーという点ではノーログポリシーを採用していることも他にはない特徴です。
もっと詳しく:ログなしVPNは警察による発信者特定を難しくするのか
有料版に比べると無料版は、速度面での優先順位が低くなっていて、特に多くのユーザーが利用するピーク時には有料版の接続が優先されるため、速度が落ちてしまう傾向があります。

TunnelBear VPN

同時接続台数 | 1台 |
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サーバー数・設置場所 | 1,000台・20ヶ所以上 |
通信容量制限 | 2GB/月 |
通信速度制限 | なし |
TunnelBear(トンネルベア)は、大手セキュリティソフトのマカフィーの傘下でサービスを運営しています。
メールアドレスだけでサインアップ可能なので、セキュリティ面でも安心です。
無料版でも有料版と同じように1,000台、20ヶ所以上のサーバーに接続できる点もメリットです。
一方で、TunnelBearのデメリットとして、1ヶ月で2GBの通信容量しか利用できないことが挙げられます。
動画や大きなサイズの添付ファイル付きのメールを何度も見ていると、すぐに1ヶ月の上限に到達してしまうでしょう。
TunnelBearの無料版は、主にテキストデータを送受信するのに向いています。

Windscribe

同時接続台数 | 1台のみ |
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サーバー数・設置場所 | 10台以上・10ヶ所以上 |
通信容量制限 | 10GB/月 |
通信速度制限 | なし |
Windscribe(ウィンドスクライブ)は、標準の通信容量が2GB/月、メールアドレスを登録することで10GB/月まで利用できます。
無料版でもイギリス、ドイツ、トルコ、香港、カナダ、アメリカにある8つの都市を含む11のロケーションからサーバーを選択できます。
Widows、Macでの利用はもちろん、AndroidやiPhone用のアプリでも利用できるほか、Google Chromeの拡張機能でも接続できます。
無料版を使っていると、たびたび有料版を契約するような誘導的な広告が出てくること、サポート体制が他と比べて弱い(24時間体制ではない)ことがデメリットです。
Speedify

同時接続台数 | 1台のみ |
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サーバー数・設置場所 | 1,000台以上・50ヶ所以上 |
通信容量制限 | 10GB/月 |
通信速度制限 | なし |
Speedify(スピーディファイ)は、その名のとおり通信速度の速さを売りにしたVPNサービスです。
無料版であっても有料版と同様に、1,000台以上、50ヶ所以上のサーバーに接続できることがメリットです。
ただし、毎月の容量制限が10GBまでなので、動画を頻繁に視聴していると制限に到達してしまうので要注意です。
また、Speedifyはアメリカを拠点とした会社なので、ノーログなどを含めたプライバシー保護のポリシーには準拠していません。(政府から通信情報の開示命令があった場合は、従う必要があります。)
>>Speedify
Hide.me

同時接続台数 | 5台まで |
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サーバー数・設置場所 | 5台・5箇所 |
通信容量制限 | 510GB/月 |
通信速度制限 | なし |
Hide.me(ハイド・ミー)は、有料と無料のVPNを提供していて、無料版では月に10GBのデータを利用できます。
Windows PC、Mac、Android、iOSに対応したアプリを提供しており、無料版であっても24時間365日のテクニカルサポートを受けられます。
また、ログを記録せず、ユーザーデータを保存しないノーログポリシーを採用しているところもメリットでしょう。
一方で、無料版で接続できる端末は1台までで、サーバーロケーションも有料会員だと50以上の場所を利用できるところ、無料版ではアメリカとカナダを含む5つの場所に限定されてしまいます。
>>Hide.me
Kaspersky VPN

同時接続台数 | 制限なし |
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サーバー数・設置場所 | 最寄りのサーバーにのみ接続可能 |
通信容量制限 | 200MB/日 |
通信速度制限 | なし |
Kaspersky Secure Connection(カスパースキー・セキュア・コネクション)の無料版は、同時接続台数の制限なく利用できます。
一方で、無料版だと1日あたり200MBまでの通信に制限されているほか、VPNサーバーを最寄りの場所しか選択できないことがデメリットです。
VPN Gate

同時接続台数 | 8台 |
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サーバー数・設置場所 | 7,000台以上・設置場所は不明 |
通信容量制限 | なし |
通信速度制限 | なし |
日本の筑波大学が、学術研究の一環として運営している無料VPNサービスです。
ユーザー登録不要で7,000台以上のサーバーが使えるメリットがあります。
一方で、接続が不安定であったり、サーバーを探すのに時間がかかったりするなどのデメリットがあります。
筑波大学のVPNが全く繋がらない😭中継サーバー一覧がまず開けない。やっぱり有料使わなくちゃダメなのか…( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)
— dragonblue (@bluedragonmoon8) October 30, 2021
>>VPN Gate

無料VPNには要注意【おすすめできない理由】
無料VPNは、お金をかけずに使えて便利に見えますが、無料に伴うさまざまなデメリットがあります。
無料VPNを使う際に、注意すべき主なデメリットは以下の7点です。
- 使えるサーバーが少ない(接続が安定しないときに選択肢がない)
- 1日あたりの利用制限がある(動画や大きなファイルを送受信すると利用制限に到達してしまう)
- 接続できる端末に限りがある(PCとスマホで同時に使うなどができない)
- 通信速度が遅い(ストリーミング動画をスムーズに見れない)
- セキュリティやプライバシーの面で不安が残る
- マルウェアを仕組まれる可能性がある
- 多数の広告が表示される(自社の有料サービスへの誘導も含む)
そもそも有料でないと維持が難しいサービスを無料で提供するには、何らかの見返りを考えているはずです。
頻繁に広告を見せられるだけなら、まだ不快な思いをするだけで済みます。
しかし、個人情報やネット閲覧履歴、IPアドレスなどが第三者に販売されたり、マルウェアによって攻撃を仕掛けられたりすれば、不快というレベルでは済まない可能性もあります。
有料VPNは、月に1,000円程度を支払えば利用できるので、VPNを本格的に利用したいと思うのであれば、有料VPNの利用をおすすめします。
有料VPNには、セキュリティが安心なだけでなく、一部サービスを安価に使える裏技などのメリットもあります。
もっと詳しく:個人がVPNを使うメリット・デメリットは?【仕組み・利用場面・お得な裏技まで紹介】
おすすめの有料VPN3選【返金保証・無料体験あり】
おすすめの有料VPNを3つ挙げました。
いずれもお試し期間や返金保証があるので、リスクなしで試すことができます。
- ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
>>2年プランで+4ヶ月無料プレゼント - NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN
- MillenVPN
:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN
ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN

- 通信速度と安定性が優れている
- アプリの動作が早くて使いやすい
- ノーログポリシーを採用している
- サーバー設置国のバリエーションが豊か
- ビットコインでの支払いに対応している
- 中国からでも利用できる
- 価格が他のサービスに比べるとやや高い
本社 | 英領バージン諸島 |
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公式サイト | https://www.expressvpn.com/ |
料金 | 1ヶ月プラン:1,425円/月 1年プラン:734円/月 2年プラン:549円/月 ※当サイト経由の登録で+4ヶ月無料プレゼント |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 3,000台 |
サーバー設置国 | 105カ国 |
日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
同時接続台数 | 8台 |
ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。
通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。
またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。
サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。
- 速度と安定性を重視したい人
- 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人
\4ヶ月無料プレゼント+30日間返金保証/

NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN

- 新規利用人数がNO.1の世界最大手
- 使えるサーバー数が多い
- 価格が安い
- ノーログポリシーを採用している
- 専用アプリが使いやすい
- 暗号通貨での支払いに対応している
- 短期間の利用だと割高になる
- 中国からの利用だと不安定になる
本社 | パナマ |
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公式サイト | https://nordvpn.com/ |
価格 | 1ヶ月プラン:1,429円/月 1年プラン:505円/月 2年プラン:439円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 5,800台 |
サーバー設置国 | 60カ国 |
日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
同時接続台数 | 10台 |
NordVPNは、新規利用者が世界NO.1の大手VPNです。
価格と使い勝手のバランスに優れていて、通信速度の点でも十分に満足できるレベルのVPNです。
- 長期プランで価格を少しでもお得にしたい人
- 新規の利用実績を重視したい人
\30日間返金保証あり/

MillenVPN:日本企業が運営する安心感が強みのVPN

- 日本製の主要VPNサービスの中でも安価に使える
- サーバー数が多い
- 日本語対応が充実している
- サービス改善を要望しやすい
- ノーログポリシーを採用している
- MillenVPN Nativeが優秀
- 中国からもアクセス可能
- サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る
- 通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い
本社 | 日本 |
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公式サイト | https://millenvpn.jp/![]() |
価格 | 1ヶ月プラン:1,496円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 |
無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
サーバー台数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 50カ国 |
日本語対応 | すべて日本語で対応 |
同時接続台数 | 無制限 |
MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。
日本企業が運営するVPNは多数ありますが、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。
契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。
VPNに対するブロックが厳しいサービスでも、MillenVPN Nativeを使うことでブロック解除できるケースが多数あります。
- 日本製のVPNサービスにしたい人
- 日本製の中でも価格を重視したい人
- 日本製の中でもサーバー設置国、設置数の多さを重視したい人
\30日間返金保証あり/

まとめ
以上、無料で使えるVPNでした。
- Hotspot Shield VPN
- ProtonVPN
- TunnelBear VPN
- Windscribe
- Speedify
- Hide.me
- Kaspersky VPN
- VPN Gate