ユーザー様より「従来型のチェーンルーブに対しての使いにくさ」をなんとか解消できないのだろうか、というご提案を受け発売を決定したチェーンルーブです。ポイントになるのは「透明」で、「べとつきが無く」、「飛散」しないという3点です。チェーンの潤滑を行うだけでなく、周囲への汚れを防ぎ、見た目のクオリティを維持できる今までのチェーンルーブとは一線を画した商品となっております。

●特徴

1)高性能化学合成油をベースとした高浸透性、高潤滑性チェーンルーブ。
2)ドライ付着するため遠心力での飛散が起こらない。
3)ドライ付着のためホコリや砂を吸着せず、チェーンやスプロケットの寿命を維持。
4)透明のためメッキ、カラー、ゴールドチェーンのクオリティを損なわない。
5)コーティング効果を持ち防水性が高く、チェーンの錆を防ぐことができる。


●概要

 従来の多くのチェーンルーブは、オイルの粘性によるチェーン付着のため、遠心力により飛散してしまいます。またその粘性によりホコリや砂などを吸着し、それが研磨剤のような働きをしてチェーンやスプロケットを磨耗させていました。しかし、このドライブ・チェーン・ルーブは溶剤が揮発するとドライでコーティング剤のように付着し、高性能化学合成油による強固な皮膜を形成します。そのためチェーンにかかる遠心力でも飛散せず、高い潤滑性を長期に渡り保持することができます。特に雨天などのチェーンルーブが洗い流されてしまうような状況でも、著しい潤滑低下を起こしません。また粘着性による付着と潤滑ではないため、ホコリや砂などを吸着することによる磨耗もありません。特に不整地を走行するオフロードバイクなどでは、その効果が如実に現れます。さらにチェーンルーブは透明な皮膜を形成するため汚れにくいだけでなく、メッキチェーンやカラーチェーン、さらにゴールドチェーンなどが持つクオリティを損なうことがありません。
商品名:「DRY CHAIN LUBE(ドライ・チェーン・ルーブ)」
価格:2,800円(税込み 税別2,940円)
容量:453g
種類:ドライブ・チェーン・ルーブ
↑DryChainLubeをゴールドチェーンに吹き付け乾燥させた状態。クリア塗装のようなベト付きのない状態になりますが、塗装ではないので塗膜はそれほど硬くはありません。

←装着状態のチェーンにDryChainLubeを吹き付け乾燥させた状態。透明のためチェーン自体の見た目のクオリティを低下させません。
 DRY CHAIN LUBEは従来のチェーンルーブと、全く異なった形態のチェーンルーブです。そのためDRY CHAINE LUBEの効力をフルに発揮させるためには、正しい使い方を守って御使用下さい。
1)チェーンをチェーンクリーナーで洗浄します。そのままDRY CHAIN LUBEを吹き付けてもかまいませんが、その性質上チェーンの汚れやチェーンルーブなどを落として、チェーンの金属面に直接吹き付けた方が効果的です。汚れが落ちにくい場合には、ブラシなどを併用して掃除して下さい。また洗浄後はチェーンクリーナーが乾くのを待つか、ウエスなどで拭き取って下さい。

*メンテ前に10分ほど走行してチェーンを動かすと、簡単な固着やローラー面のサビなどが解消され、チェーンメンテがやりやすくなります。
2)DRY CHAIN LUBEを吹き付ける際には、センタースタンドやメンテナンススタンドで後輪を浮かせ、ゆっくり後輪を回しながらチェーンから10cm程度の距離から吹き付けて下さい。

*DRY CHAIN LUBEはその性質上、一般のチェーンルーブのように大量に吹き付けても飛散せずに硬化します。そのため吹きつけすぎると作動性が悪くなる場合があるのでご注意下さい。ただし硬化した部分も潤滑成分ですので、そのまま回転させることで作動性は復活します。しかしあまり大量に吹き付けると、動かないというトラブルを引き起こす可能性もありますのでご注意下さい。
3)吹き付ける部分で重要なのは、チェーンのローラー部分です。このローラー部分とスプロケット部分の圧力や摩擦が大きいので、この部分の潤滑がスプロケットの寿命を大きく左右します。特にアルミスプロケットなどでは、大きな摩耗差になります。付属のノズルパイプを使わなくても問題はありません。
4)チェーンのサイドプレート部分は、主にサビを防止するための役割が大きくなります。透明のためカラーチェーンやメッキチェーンのクオリティをそのまま引き出すことができますが、透明であるが故に、サビているとそれが目立ってしまう可能性があります。そのためサビをしっかり落としてから吹き付けると効果的です。

*チェーンのリンク軸部分はOリングでグリスが封入されているため、この部分の主潤滑はこのグリスが行っています。このグリスが出てこないようにしているのがOリングなので、DRY CHAIN LUBEを使用して、グリスが出てこなくなってしまうのではないかという心配は必要ありません。
5)細かい部分や奥まった部分には、付属のノズルパイプを取り付けて吹き付けると簡単です。特にチェーンのローラー部分や、スプロケットの山の面などに吹き付ける際に便利です。
6)ホイールなどチェーン以外の部分に飛散したDRY CHAIN LUBEは、完全乾燥する前にウエスで拭き取って下さい。チェーンクリーナーやパーツクリーナーを吹き付けてから拭き取ってもOKです。こういった飛散部分は通常のチェーンクリーナーの場合、汚れなどを呼び込んで汚れてしまいますが、DRY CHAIN LUBEの場合にはそういった心配はあまりありません。

*吹き付けた後、5〜10分程度で硬化しますので、それからゆっくりと走り出し、チェーンの慣らしをして下さい。多めに吹き付けて硬化させた場合には、最初の重さを感じますが、不必要な部分が削れて作動性は元に戻ります。
7)DRY CHAIN LUBEを吹き付ける目安は、薄膜1面程度のイメージで大丈夫です。多めに吹き付けた方が効果があると考えて居る人も多いようですが、作動性を優先させるためには薄目に吹き付けるのが一番効果的です。一般的なチェーンルーブの場合には、大量に吹き付けても車輪が回転することでほとんどが飛散してしまうので問題はありませんが、DRY CHAINE LUBEの場合には硬化するので吹き付けすぎにはご注意下さい。

*硬化といっても潤滑成分は軟質なので、爪を立てれば痕が付く程度の硬さです。
*再度吹き直しをする場合には、ブラシなどで(チェーンクリーナー併用)擦り、表面がボロボロと剥がれてきた段階でスプレーしてください。硬化成分自体が潤滑成分となっていますので、問題ありません。
8)付属のノズルパイプが詰まってしまった場合には、パーツクリーナーのノズルを取り外し、そこにノズルパイプを差し込んで吹いて下さい。ノズルパイプの詰まりを溶かして解消することができます。
9)ノズル自体が詰まった場合には、ノズル穴にパーツクリーナーを吹き付け、先端の細い物でノズル穴の詰まりを取るようにしてください。